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  1. 新潟市議会 2022-10-03
    令和 4年決算特別委員会第2分科会−10月03日-02号


    取得元: 新潟市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年決算特別委員会第2分科会−10月03日-02号令和 4年決算特別委員会第2分科会               決算特別委員会第2分科会会議録              令和4年10月3日(10月閉会中)                                     議会第2委員会室  令和4年10月3日   午前9時57分開会              午後0時03分閉会  〇決算特別委員会第2分科会   1 各課審査     ・北区役所    産業振興課     ・江南区役所   産業振興課     ・秋葉区役所   産業振興課     ・南区役所    産業振興課     ・西区役所    農政商工課     ・西蒲区役所   産業観光課
     〇出席委員   (委 員 長) 吉 田 孝 志   (副委員長) 佐 藤 正 人   (委  員) 水 澤   仁  荒 井 宏 幸  内 山   航  土 田 真 清          東 村 里恵子  風 間 ルミ子  小 柳   聡  佐 藤   誠          内 山 幸 紀  青 木   学  〇出席説明員   北区産業振興課長       横 木 茂 之   江南区産業振興課長      塚 本 栄 一   秋葉区産業振興課長      小 林 友 衛   南区産業振興課長       石 崎   浩   西区農政商工課長       石 附 知 子   西蒲区産業観光課長      高 野 和 久   以上のてんまつは会議録のとおりであるので署名する。     決算特別委員会第2分科会委員長   吉 田 孝 志 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまから決算特別委員会第2分科会を開会します。(午前9:57)  本日の欠席はありません。  ここで、市政記者会、新市政記者会及び議会事務局から今後の当分科会を通して撮影及び録音したい旨の申出がありますが、これを許可することに御異議ありませんか。                   (異 議 な し) ○吉田孝志 分科会委員長  許可することに決定します。  本日は日程に従い、区役所の審査を行います。  ここで、本日及び今後の分科会審査の進め方について申し上げます。先日の決算特別委員会において副市長及び教育長から総括説明を受けていますので、分科会においては、総括説明を割愛し、各課審査に入ることとします。  また、執行部の説明に当たっては、新しい施策、主な事業について重点的に、事業の成果や反省点なども含めた説明となるようお願いします。  なお、質疑及び答弁については一問一答形式で行うなど、簡潔明瞭にすることとし、効率的な議事進行に御協力をお願いします。  本日使用する資料は、事前に配付していますので、御確認願います。  これより区役所の審査を行います。  初めに、北区産業振興課の審査を行います。北区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  令和3年度新潟市一般会計決算、資料1ページ、北区全体の決算状況は記載のとおりです。  3ページ、産業振興課の決算状況のうち、歳出、支出済額合計5億5,641万3,234円、予算現額に対する執行率96.8%、翌年度繰越額は、昨年度補正した公共施設修繕事業の一部を繰り越したものであり、不用額の主なものは、新型コロナウイルス感染症の拡大により、集客イベントが中止になったことなどによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業として、5つの事業を実施しました。海辺の森共創参画推進事業は、市民の憩いの場としても親しまれている海辺の森の良好な森林環境を維持するため、除草や植栽などの地域の自発的な保全活動に支援しました。また、地元住民が設立したコミュニティビジネスの活動を支援し、森林資源の利活用を図りました。  「次世代農業」普及事業は、北区特産サツマイモのしるきーもの販路拡大のため、しるきーもマルシェの開催支援やフードメッセinにいがたに出展し、生産団体への支援や広報、宣伝に努めました。また、県内で6割のシェアを誇るトマトの施設園芸作業の省力化及びICT機器の普及推進として、コンテナ栽培自動かん水設備モデル実証を行い、省力化、収量性、品質面で良好な結果を得ることができました。  地域商業にぎわい創出プロジェクトは、葛塚地域と松浜地域でそれぞれの地域の魅力を生かした各種イベントを実施して商店街の活性化を行いました。  魅力発信キタクなるプロジェクトは、民間会社と連携したバスツアーの実施、共通市場商品券の発行、観光PR資料の作成などを行い、観光資源の魅力発信に努めました。  北区エンジョイスポーツ事業は、競技別大会、フロアカーリング交流戦各種スポーツ体験を盛り込んだエンジョイスポーツin北区や、北区元旦歩こう会を開催し、スポーツ振興及び健康増進に努めました。  次の区政振興費は、主に所管施設の緊急修繕費農道除雪に要した経費です。  次の地域で弁当交流応援事業は、コロナ禍による地域の交流機会減少への対策及び経営の厳しい地元飲食店への支援を目的として6月まで実施しました。  次に、区役所の管理運営のうち、公共施設感染症対策事業は、公共施設の新型コロナウイルス感染症対策を行うために全区共通で補正予算化したもので、宿泊施設である福島潟菱風荘のコテージの換気・除菌機能付エアコン設置工事を行いました。  次の公共施設修繕事業は、同じく新型コロナウイルス感染症関連の補正予算を活用し、スポーツ施設や文化施設、農村公園の修繕などを行いました。なお、一部の修繕工事については翌年度に繰越しとなっています。  次に、4ページ、第16目文化振興費、芸術文化の拠点機能充実は、北区文化会館の指定管理料などです。  次に、文化振興諸経費は事務費です。  次に、第18目スポーツ振興費のうち、生涯にわたるスポーツ活動の推進は、スポーツ施設指定管理料などです。  次に、住民主体のスポーツを支える組織の構築は、スポーツ振興会への補助金です。  次に、スポーツ振興諸経費は事務費です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第7目環境保全費、湿地の保全と活用は、福島潟の環境保全や地域活動に充てられる福島潟自然文化基金への積立金です。  次に、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費は、労働関係業務に係る事務費です。  次に、5ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費は事務費です。  次に、第3目農業振興費は、北区農業振興協議会への負担金です。  次に、第5目林業振興費は、海辺の森の指定管理料などです。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費は、排水機場の維持管理費濁川自然生態観察園などの農村環境施設維持管理費農道維持管理費です。  次に、第2目土地改良費は、各種土地改良事業協議会への加入負担金などです。  次に、6ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費は事務費です。  次に、第4目観光費のうち、観光の魅力発信は、宣伝事業の事務費です。  次に、魅力あふれる観光都市づくりは、島見浜海水浴場管理運営費などです。  次に、各種団体への補助金は、新潟市北区観光協会への補助金です。  次に、第5目、露店市場管理費は、松浜市場と葛塚市場の管理運営費です。  次に、第2項工業費、第1目工業総務費は、工業団地の設備維持管理費です。  次に、第2目工業振興費は、豊栄仏壇組合への補助金です。  次に、第8款土木費、第5項公園緑地費、第1目管理費は、水の駅ビュー福島潟宿泊施設菱風荘指定管理料、水の公園福島潟と農村公園の維持管理費です。  続いて、7ページ、歳入、収入済額合計8,877万6,804円、予算現額に対する収入済額の割合75.6%で、予算現額に対して収入済額が大きく減少している理由は、主に新型コロナウイルス感染症拡大に伴う所管施設の休館及び利用者が減ったことにより使用料が減少したためです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料は、北区文化会館や体育施設の使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料は、海辺の森キャンプ場や市民農園の利用に係る使用料及び農道法定外公共物の使用料です。  次に、第6目商工使用料は、露店市場の出店に係る使用料です。  次に、第7目土木使用料は、ビュー福島潟の使用料及び公園の占用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、所管施設の自動販売機設置や海辺の森のガス埋設管などに係る使用料です。  次に、8ページ、第2項手数料、第4目商工手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、先ほど説明した地域で弁当交流応援事業公共施設感染症対策事業に係る交付金です。  次に、第3項委託金、第3目衛生費委託金は、福島潟の鳥獣保護区管理棟の管理委託金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、海水浴場に係る海岸漂着物の回収処理等に係る県からの補助金です。  次に、9ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、豊栄駅前駐車場用地などに係る土地貸付料工業団地組合事務室などに係る建物貸付料です。  次に、第22款寄附金、第1項寄附金、第2目衛生費寄附金は、福島潟の自然保護や文化活動に賛同した方からの寄附金で、福島潟自然文化基金に積立てを行いました。  次に、第23款繰入金、第1項基金繰入金、第1目福島潟自然文化基金繰入金は、福島潟自然文化活動補助事業の財源として基金から繰り入れたものです。なお、福島潟自然文化祭の中止により同事業への繰入れがなかったため、予算に対し収入が少なくなっています。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入のうち総務費雑入は、体育施設休館に伴う指定管理料の光熱水費の精算や文化会館の自動販売機などの電気料です。商工費雑入は、露店市場出店者水道料実費分で、土木費雑入は、菱風荘の太陽光発電売電料などです。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆風間ルミ子 委員  3ページの「次世代農業」普及事業について、令和3年度の予算審査のときにトマト栽培のICT導入について議論していました。そのときに対象の農家数は一、二件を考えているとの答弁でしたが、実際に何件がこのモデル実証に取り組んだのでしょうか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  今年度は少し増えていますが、令和3年度は1件で取り組んでいます。 ◆風間ルミ子 委員  結果を見ると、10アール当たりマイナス15.2時間の省力化で、収量やよい品物も増えており、大変よい事業だったと思います。今年度は2件増えているとのことですよね。今後も取組を強めて増やしていこうと考えているのでしょうか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  今は行政が補助金をつけて取り組んでくださいという実証のため行っていますが、広まっていき、農家があれもやりたいと元気な農業応援事業を申請する形に持っていきたいと思っています。 ◆内山幸紀 委員  私も今の関連で、参考までに聞かせてください。10アール当たりの収量が約690キログラム程度増えたのですが、もともとの10アール当たりの収量はどのくらいでしたか。もう一つは、秀品率が今5%しか上がっていないのですが、もともと何%のところから5%上乗せできたのでしょうか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  慣行栽培と比べてこれを使ったらどうなるかという形で、指標については新潟県の指針と比べています。トマトの栽培に初めて取り組む方なので、以前の数値はなく、県の指針と比べてどのくらい向上しているかということです。作業、収量、品質などの観点があり、例えば、作業面では、養液栽培なので耕起の面では非常に作業量が減っていますが、収穫や防除などの面では作業量が増えており、トータルで15時間減っています。 ◆内山幸紀 委員  収量のベースになっている10アール当たりの量はどのくらいですか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  収量も県の指針で、県の平均が10アール当たり6,000キログラムですが、今回取り組んだところでは6,689キログラムということで、約690キログラムくらい増えています。 ◆内山幸紀 委員  秀品率についても教えてください。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  品質は地域平均でA品の割合を取っており、地域平均が64%のところ今回の実証圃では69%と、プラス5%上回っていました。 ◆内山幸紀 委員  最終的に取り組んだ成果としてどういったことが見えるのでしょうか。今の状況からして、収量が上がったとはいえ、もともとトマトを作っていない方が取り組んでいるので、多分濁川などほかの産地と比べて、最終的にICTを導入する方向が普通の施設栽培と比べてよいのか、コスト面も併せて参考までに聞かせてください。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  今までの農業は、経験と勘によるところが大きかったと思うので、こういうICTを活用して、素人でもマニュアルなどに沿って取り組めばある程度のものができる形になっていくと新規参入しやすくなると思います。また、これは実証圃なので省力化になるということで、既存の農家などいろいろな方から見ていただくのですが、全てではなくても一部でも活用していただけると思います。 ◆内山幸紀 委員  施設栽培をしているベテランの方も多分この実証実験を見ていたと思いますが、そういった方からどのような感想を聞いていますか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  休憩をお願いします。 ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前10:17)                    (休  憩) ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を再開します。(午前10:17)
    ◎横木茂之 北区産業振興課長  今回の実証実験でベテランの農家も見て、自分は必要ないかもしれないが、次の若い人のために取り組んでいこうとの意見をいただいていると聞いています。 ◆内山航 委員  地域商業にぎわい創出プロジェクト露店市場活性化のためのイベントとして、葛塚市「うまいもん市場」と松浜市「こらっせ松浜市」とありますが、これは定期的に開催している葛塚市や松浜市とは別日に開催したということでしょうか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  定例市に合わせて特別なイベントを開催しました。 ◆内山航 委員  コロナ禍でしたが、何回開催して、何月何日だったかを教えてもらえますか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  こらっせ松浜市が春、うまいもん市場が10月に、各1回開催しています。令和3年度に開催したものをつなげて、今年度少し広げて開催した状況です。 ◆内山航 委員  それで、コロナ禍で市場に行く人も減っていたのかもしれませんが、定期的に開催している市場と比べて、今回の2回のイベントでどれくらいの集客効果があったのか、どれぐらいのお客さんが来たのかを教えていただけますか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  令和3年度はコロナ禍で商業が落ち込んでおり、何かしようということで取り組んできました。この実証を踏まえて今年度花が開き、例えば葛塚うまいもん市場は、今年度は10月15日が最後ですが、計10回開催し、出店数は減っていますが、臨時出店として弁当の出店をしてにぎわっていました。令和4年度になりますが、これに取り組み始めて、昨年6月時点ではホームページアクセス数が圏外でしたが、今年6月には葛塚市のホームページアクセス数が第3位になりました。それだけ市民の方から興味を持ってアクセスしていただいたということです。また、今までだと生鮮物と乾物だけの市場だったのですが、夏頃からマッサージが出店してきました。実はマッサージが回を重ねるごとに好評となり、最後まで営業しているのがマッサージで、最近は2店になりました。今年はまだ売上げを評価していないのですが、子供の遊び場もあり、小さな子供を連れた母親たちが葛塚市を歩くようになったとの話を聞いていますので、取り組んでいる価値はあったのかなと。これができたのは令和3年度に実験した効果だと思っています。 ◆内山航 委員  売上げは評価しないのかもしれませんが、来た人数は大体分かりますか。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  売上げも評価しますが、10月15日が最後なので数値を取っていません。人数もまだ数値を取っていません。 ◆土田真清 委員  数字を教えていただきたい部分があります。歳入で、新型コロナウイルス感染症の影響で大分使用料が減ったとの説明だったと思います。北区と江南区の減額が特に大きいようですが、歳入が減ったことで歳出の事業に何か影響があったのかを教えてください。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  コロナ禍で活動が減り、使用が少なくなったので、支出への影響はほぼなかったと見ています。 ◆土田真清 委員  それなら問題ないと思いますが、市の財政全般でいうとプライマリーバランスでいろいろとやっている中で、区の中でも歳入と歳出が決してイコールではないですが、そういう観点からいうと使用料も多分ほかの事業に充当する仕組みになっていると思うので、その辺の影響がなければよいのですが、情報不足でお聞きしました。 ◎横木茂之 北区産業振興課長  使用料収入が落ちて事業者が非常に厳しいものは、国の交付金などを申請できたので、そういうところで充当できたと思っています。当課所管の施設は大体が指定管理施設であり、その辺のところでうまくできていたと思います。 ○吉田孝志 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で北区産業振興課の審査を終わります。  次に、江南区産業振興課の審査を行います。江南区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  令和3年度決算江南区産業振興課所管分について、資料3ページ、歳出、支出済額合計4億7,413万8,157円、執行率93%でした。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業として6つの事業を行いました。  地域ブランド「亀田縞」の販路拡大は、令和2年度に引き続き、亀田縞タペストリーを新たに区内10か所に設置しました。また、新たな活用、付加価値づくりを目指して区内の小学生から夢のある亀田縞利用のアイデアを募って表彰したほか、企業、団体からも新たに活用提案を募集し、採択事業の商品化を支援する取組を行ったほか、亀田縞とそれを育んできた地域の人の情報、イベントなどを発信する情報誌を発行するなど亀田縞に対する関心の喚起を図りました。さらに、総合学習への講師派遣、綿づくり教室に参画し、文化伝統の継承と子供たちのシビックプライドの醸成に向けた取組を実施しました。  地域商業活性化支援では、超高齢社会が進む中、地域の商店街は地域の要と言えることから、拠点商業地である亀田商店街周辺地域の活性化及び区全体の商業者の活性化に向けた取組を進めてきました。令和3年度においては、新型コロナウイルス感染状況を注視した上で、三百数十年の歴史を有する亀田三・九の市に合わせたマルシェの開催のほか、商店街の魅力ある景観づくりを進めたほか、区全体の商業の活性化に向けた取組として、月刊Komachiを利用した区内の魅力と飲食店の情報発信などを行いました。  「農」に親しむは、市街地周辺に農地が近接し、豊かな農産物を身近に感じることができる江南区の特性を生かし、区民が農に親しむことで地元生産者や農産物への理解を深め、さらなる地産地消推進を図るため、自宅で栽培から料理までを体験していただく家族でチャレンジプランター栽培、区内農産物を使ったレシピを紹介するPR動画の制作のほか、春の恒例イベントとなったかめだ梅の花めぐりや、農業者、地域、福祉団体、デザイナーなどで実行委員会を組織し、江南区産大豆を用いた納豆製造及びそのマーケティング戦略を進める取組など4つの事業を行いました。  江南区ぐるっと巡って発見・体験ツアーは、区の魅力の再発見と効果的な発信により交流人口や関係人口の増加を目指す事業ですが、新型コロナウイルスの感染状況を注視した上で、イザベラ・バードの旅した地形をテーマとしたバスツアーや、風情ある町並みを残す地域におけるまち歩きツアーなどを実施しました。また、平成30年から2年間にわたって実施したフォトコンテストの受賞作品を活用した卓上カレンダーを制作しました。地域総務課所管区づくり事業として、江南区ほか市内出身で県外在住の学生に対して区内企業の協賛品や親御さんからの手紙と共に発送したほか、区内のイベントや年度末に江南区からの転出者に配布し、ふるさと江南区の魅力の再認識とUターンに向けて、郷愁を喚起する取組を行いました。  文化芸術の創造・発信は、公募型プロポーザルで選定した謎解きクリエーターの松丸亮吾氏によるトークショーを開催する予定でしたが、講演前日に松丸氏が新型コロナウイルスに感染したため、急遽中止としました。事業費は準備にかかった費用を支出しましたが、出演料等に当たる部分は支出していません。  北方文化博物館を活用した文化発信事業は、国登録有形文化財で県下最大級の豪農の館である北方文化博物館において、地域が誇る伝統文化に触れる機会を提供することでシビックプライドの醸成を図る令和3年度の新規事業です。実施期間を11月末から12月初めの土、日を2回含む9日間として、江南区民の無料観覧や豪農のお宝展と題して同館の貴重な所蔵品を多数展示し、江南区や北方文化博物館における魅力を発信しました。期間中は838人の江南区民から来館していただき、アンケートでは、初めて来た、庭園はすばらしかったとか、小学生のとき以来の来場で感動したなどの感想をいただいています。本事業の継続の発展が望まれる一方で、北方文化博物館や沢海地区が持つ雰囲気や文化の奥深さを楽しんでいただくことができたと考えています。  次の区政振興費は、緊急対応として行った当課所管施設修繕工事費です。  次の地域で弁当交流応援事業は、コロナ禍における地域団体や企業などの交流機会の再開と地域交流を支えてきた地元飲食店への支援を目的として、各種団体が購入した弁当代の一部を補助するもので、4月から6月まで全区で実施しました。江南区では延べ230団体が飲食店から購入した4,374人分の弁当代に補助を行いました。  次に、区役所の管理運営のうち、公共施設感染症対策事業は、当課所管施設感染症対策に係る経費です。  次に、公共施設修繕事業は、当課所管施設の修繕に係る経費です。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、需要が落ち込む建設・建築業者への経済対策として実施しています。  次に、新たな生活様式に対応したイベント再開への支援は、当初予定していたアスパークまつりが中止となり、その際のノベルティー製作に要した経費です。なお、令和3年度はイベントに係る予算を地域総務課の予算として計上していました。主な事業としては、江南区“旬果旬菜”いきいきフェスタやかめだ祭り、よこごし商工大祭などで、先ほど説明したアスパークまつり以外の事業は感染拡大に配慮し、中止としました。  次に、第16目文化振興費、芸術文化の拠点機能充実は、江南区文化会館の管理運営に係る経費です。  次に、歴史文化施設の管理運営は、江南区郷土資料館の管理運営に係る経費です。  次に、4ページ、第18目スポーツ振興費、生涯にわたるスポーツ活動の推進は、区内の体育施設の管理運営費です。  次に、住民主体のスポーツを支える組織の構築は、小学校単位で組織される区内各地区スポーツ振興会に対する補助金です。  次に、スポーツ振興諸経費は、区民の体力維持、健康増進を図るために実施する講座やイベント開催経費のほか、スポーツ関係の事務経費です。  次に、第5款労働費、第1項1目労働諸費、勤労者福祉の充実は、横越地区勤労者総合福祉センターの管理経費です。  次に、第6款農林水産費、第1項農業費、第2目農業総務費、水と緑と人のネットワークの形成は、市民農園や収穫農園の管理経費です。  次に、農業施設の管理運営は、横越地区の農業施設の管理経費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、亀田郷農業振興協議会及び新潟地区果樹振興協議会への負担金です。  次に、5ページ、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理のうち、排水機場の維持管理は、阿賀野川に接続する本所排水機場と蔵岡排水機場の維持管理費です。  次の農村環境施設の維持管理は、亀田排水路公園と本所・新堀排水路沿いの遊歩道等の維持管理費です。  次の農村環境改善センター等の維持管理は、大江山と横越の農村環境改善センター等の維持管理費です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、各種団体への補助金は、横越商店会に対する補助金です。  次に、商業振興諸経費は、商業関係の事務経費等です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、亀田三・九の市に係る管理運営経費です。  次に、第2項工業費、第2目工業振興費、各種団体への補助金は、亀田地区鉄工協同組合に対する補助金です。  続いて、歳入、6ページ、収入済額7,508万7,588円、現計予算に対して68%でした。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、総務管理使用料は、当課所管施設の使用料です。体育施設は亀田、横越の両総合体育館、江南区文化会館と江南区郷土資料館で、それぞれの記載のとおりです。  次に、第4目労働使用料は、横越地区勤労者総合福祉センターの使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料、農地使用料は、大江山と横越の農村環境改善センターの使用料です。  次に、第6目商工使用料、商業使用料は、露店市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、当課所管施設の敷地に設置された電柱などの行政財産使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料、商業手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、7ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地域で弁当交流応援事業公共施設感染症対策事業に充てる国庫補助金です。  次に、第20款県支出金、第3目委託金、第4目農林水産業費委託金、農業費委託金は、国有農地管理に係る事務委託金ですが、令和3年度は県からの交付がありませんでした。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入のうち、土地貸付料は、江南区文化会館の職員に対する駐車場貸付料です。  次に、建物貸付料は、江南区文化会館喫茶店の貸付料及び亀田総合体育館に設置の広告看板の貸付料と当課所管施設自動販売機設置に係る貸付料です。  次に、第2項財産売払収入、第2目物品売払収入は、横越町史などの書籍の売払いによる収入です。  次に、第25款諸収入、第5項3目雑入、総務費雑入は、体育施設及び文化施設に設置の自動販売機の電気料実費や、野球場のナイター照明の電気料実費などです。また、亀田総合体育館、横越総合体育館における新型コロナウイルス感染症による令和2年度の指定管理料影響分の返還分も雑入としています。  次に、労働費雑入は、横越地区勤労者総合福祉センターの自動販売機の電気料などです。  次に、農林水産業費雑入は、本所、蔵岡両排水機場の維持管理経費に係る亀田郷土地改良区からの負担金などです。  次に、8ページ、第4目違約金及び延納利息は、江南区文化会館喫茶店の建物貸付料が納期限から約3か月後に納付されたために違約金が発生しましたが、納付が令和4年度だったため令和3年度の収入はありません。  次に、第26款市債、第1項1目総務債、第1節総務管理債、第18細節体育施設整備事業は、下水道未接続となっている亀田総合体育館プール等の屋外排水設備改修事業費に充当します。令和3年度はプール排水系統、プール逆洗系統、屋外トイレ排水系統の実施設計を行いました。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆佐藤誠 委員  3ページの第9目区政推進費は、8割方を翌年度へ繰越しする記載になっていますよね。これについて説明していただけますか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  休憩をお願いします。 ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前10:40)                    (休  憩) ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を再開します。(午前10:41) ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  これは公共施設修繕事業で、令和3年度の執行額としてはこの金額ですが、着手できなかったものを令和4年度に繰り越して修繕します。 ◆佐藤誠 委員  分かりました。  もう一点、不用額も結構多いですが、この辺はいかがでしょうか。 ◎塚本栄一 江南区産業振興課長  基本的にはかめだ祭りやよこごし商工大祭、また区づくり事業もそうですが、新型コロナウイルス感染症の拡大期においてイベントの多くが中止になったことが大きな理由だと考えています。 ○吉田孝志 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で江南区産業振興課の審査を終わります。  次に、秋葉区産業振興課の審査を行います。秋葉区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  資料3ページ、歳出、支出済額合計1億7,093万9,509円、執行率93.3%で、不用額の主な要因は、朝日川、小口地区における原油流出対策事業において、原油の湧出が落ち着いたことに伴い、回収処分に要する費用がかからなくなったことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業、1つ目の秋葉「鉄道物語」は、鉄道のまちとしての歴史や文化、現存する豊富な鉄道資源の魅力を発信し、地域の活性化に取り組みました。新型コロナウイルス感染症の影響により鉄道まつりが中止となりましたが、JRや商店街が連携して実施する鉄ぶら抽選会を支援することで町なかへの誘客に努めました。また、当区の玄関口である新津駅に開設した観光案内所では、観光案内やレンタサイクルの貸出しを行い、来訪者の回遊を促進しました。観光案内所の開設日数は180日、来所者は1万765人でした。  2つ目のアキハ花一番PR事業は、花のまち秋葉区の認知度向上並びに花卉・花木産業の振興を図る産地PRと鉢花の遠方市場への出荷支援として鉢花流通安定化社会実験に取り組みました。産地PRとしては、新日本海フェリーの船内や新潟、小樽両港でのアザレア新品種の展示などを行いました。また、花育推進として、区内の7つの幼稚園の卒園式、入園式でアザレアの展示を行いました。社会実験は、コロナ禍で遠方市場の北海道への出荷量減少の影響が大きく、目標は達成できませんでしたが、北海道を除いた市場全体で見ると出荷量、単価とも前年を上回っていることから、一定の効果はあったと考えています。  3つ目の稲架木で地域農業活性化推進事業は、市の指定文化財である満願寺稲架木並木を活用し、昔ながらの米作り体験を通じて生産者と消費者の交流をつくり、環境保全型農業への理解と地場産農産物の振興につなげるため、地元農協と協働し、参加者募集や作業体験の準備を行っていましたが、コロナ禍のため田植と稲刈り、はさがけ体験は中止せざるを得ませんでした。  4つ目のアキハもち麦推進事業は、秋葉区産もち麦の販路拡大を図るため、フードメッセinにいがたへの出展や、レシピカードを作成してもち麦取扱店や料理教室などで配布するなど消費喚起、需要拡大に努めました。また、社会福祉法人による農福連携の取組を推進し、もち麦の付加価値を高めることで消費拡大につなげました。  5つ目の社会起業家発掘・養成事業は、未来の起業家の卵である子供の発掘と養成にスポットを当て、新小学校学習指導要領に基づいた子供向けのプログラミング教室並びに同教室の指導者を養成する講座の開催を計画しましたが、コロナ禍のため、講座は開催できたものの、教室を開催することができませんでした。  4ページ、次の区政振興費は、公共施設における区特産の鉢花展示による園芸振興及びボランティア団体との連携による伐採や植樹などの里山の保全、利活用を図るために要した経費及び小須戸温泉健康センターなどの施設の修繕に係る費用です。  次の地域で弁当交流応援事業は、会食自粛による地域交流や、地域交流に大切な飲食店の振興に要した経費で、延べ193件、3,692人の利用がありました。  次に、政策推進経費、里山を活かしたまちづくりの推進は、新津丘陵で活動する団体、各種文化施設、コミュニティ協議会、自治会等で協働して策定した里山利用の行動計画に基づき、区独自の里山文化の創造と地域活性化を図ることを目的に、にぎわいのあるまちづくりに取り組みました。里山への理解、関心を深めてもらうため、里山の自然の中で子供たちが自由に遊べる場として、冬期を除く毎週土曜日にアキハマウンテンプレーパークを32回開催し、1,717人の子供たちから参加していただきました。  次に、区役所の管理運営のうち、公共施設感染症対策事業は、感染症対策のための消耗品の購入に要した経費です。  次の公共施設修繕事業は、新津本町まちづくり事業用地の舗装、修繕に要した経費です。  次に、第16目文化振興費歴史文化施設の管理運営、石油の世界館の管理運営は、主に石油の世界館に係る指定管理料です。  次に、第4款衛生費、第1項保健衛生費、第1目保健衛生総務費、健康づくりの推進、小須戸温泉健康センターの管理運営は、主に小須戸温泉健康センターの指定管理料です。  次に、第7目環境保全費、環境負荷の抑制、水質汚濁対策の推進は、朝日川、小口地内から異常湧出した原油の河川への流出を防ぐために敷設した油吸着材と原油の回収処分に要した経費です。  次に、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費、勤労者福祉の充実、勤労者福祉支援事業は、新津商工会議所が行う勤労者福祉共済事業に対する補助金です。  次に、5ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、農業施設の管理運営は、花とみどりのシンボルゾーン及び新津地区グリーンセンターに係る指定管理料です。  次に、農業総務諸経費は、主に花とみどりのシンボルゾーンの集客力の向上と情報発信力の強化を図るために制作したPR動画とウェブサイトのリニューアルに要した経費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、農協、土地改良区、新潟県などと組織する秋葉区農業振興協議会への負担金です。  次に、第5目林業振興費、林業の振興、林道の維持管理は、林道の路面清掃、危険木撤去業務などに係る費用です。  次に、里山の保全・活用は、草水町地区の環境保全林の下刈りや間伐業務、石油文化遺産関連施設の修繕、小須戸温泉健康センターの照明施設のLED化に要した経費です。  次に、林道振興諸経費は、五泉市と中蒲みどり森林組合などで組織する中蒲原地区林業改良協会への負担金です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、西島農村公園及び農道の維持管理に要した経費並びに新保地区及び鎌倉地区の地域研修センターに係る指定管理料です。  次に、第2目土地改良費、農業基盤等の整備(高生産化と防災)は、小口地区のため池に自然湧出している原油が流れ込んでいることから、下流域への流出防止のための原油の回収処分に係る経費並びに農業用ため池の管理に要した経費です。
     次に、6ページ、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、各種団体への補助金は、新津商店街協同組合連合会への補助金です。  次に、商業振興諸経費は、郵便、事務消耗品や公用車の維持管理費など、商業振興事務に必要な諸経費です。  次に、第4目観光費、観光の魅力発信は、観光宣伝に必要な備品の購入費などです。  次に、観光施設の管理運営は、里山ビジターセンター及び古代館に係る指定管理料のほか、市営駐車場などに係る維持補修費です。  次に、各種団体への補助金は、新津観光協会への補助金です。  次に、観光振興諸経費は、磐越西線SL定期運行推進協議会及び阿賀野川ライン観光協会への負担金です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、新津一・六市と小須戸三・八市への露店市場開設に係る費用です。  次に、第2項工業費、第2目工業振興費、工業振興諸経費、廃止石油坑井封鎖事業は、封鎖を予定している石油坑井がある小口地区の44坑井の位置や現況などの調査に要した経費です。  続いて、歳入、7ページ、収入済額合計2,290万8,934円、予算現額に対する割合123.8%です。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第1目総務使用料、総務管理使用料は、新津本町3丁目及び新津本町4丁目の駐車場の使用料です。  次に、第5目農林水産業使用料、農業使用料は、花とみどりのシンボルゾーン及び新津地区グリーンセンターの施設利用料や農道に設置された電柱などの法定外公共物使用料です。  次に、第6目商工使用料、商業使用料は、新津及び小須戸の露店市場に係る使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、里山ビジターセンターや小須戸温泉健康センターなどの自動販売機設置などに係る使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料、商業手数料は、新津及び小須戸の露店市場の出店許可に係る手数料です。  次に、8ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地域で弁当交流応援事業に係る国からの臨時交付金です。  次に、第9目商工費国庫補助金、工業費国庫補助金は、廃止石油坑井封鎖事業に係る国からの補助金です。  次に、第20款県支出金、第3項委託金、第4目農林水産業費委託金、農業費委託金は、令和3年度は収入がありませんでした。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入土地貸付料は、新津工業団地内の未売却用地の貸付料などです。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、農林水産業費雑入は、新津地区グリーンセンターの食品加工機器の使用による実費負担金です。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆風間ルミ子 委員  5ページの農業総務諸経費について、令和3年度予算審査のときは、水田の活用を図るため、圃場整備の実施に合わせた園芸作物の導入促進に要する経費との説明で、私はそれに関連して質疑しました。先ほどの説明だと別の説明だったように思いますが、どうだったでしょうか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  農業総務諸経費は、秋葉区の基幹産業である農業における農産物または花等の普及資材等の作成に関する事業、また園芸作物の生産拡大と水稲と共存可能な土地利用作物としてもち麦の生産拡大に関する事業を行うこととしています。 ◆風間ルミ子 委員  それならよいです。私が聞き間違えたでしょうか。  令和3年度予算審査のときには、圃場整備の実施に合わせて園芸作物を振興するためにいろいろとかかる経費との説明でした。宣伝というか、そのように誘導するために説明会を開くなどということだと思いますが、令和3年度にこの予算を使って実効性のある成果がどれくらいあったのかをお聞かせ願えればと思います。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  こちらの事業では、先ほど説明したもち麦という秋葉区特産の大麦の生産拡大、消費拡大につなげるためにバナーをつくったり、農地の集約化、集積化を進め、園芸振興を図るために農地中間管理事業に係る取組のチラシを作って配布したり、花の関係でボケ展の新聞広告の作成などを行いましたが、実際にその効果は把握できていません。 ◆風間ルミ子 委員  要するに、園芸に新たに取り組むことを目指しているのだと思っています。そういう意味でどれくらいの成果があったのかを聞かせていただきたいと思ったのですが、これくらいあったという判断というか、数字はないということですか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  この事業に関して、数値的な成果は持っていないです。 ◆内山幸紀 委員  アキハ花一番PR事業の鉢花流通安定化社会実験について、遠方出荷量は仕方がないにしても、鉢花単価向上で108%以上を目指すところが103%となっていますが、これは高い鉢花が売れたから単価が上がったのでしょうか。それとも、個々のものに付加価値をつけて売ることで単価が上がったのですか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  こちらは単価が高いものが売れたからではなく、個々の単価が上昇したということです。 ◆内山幸紀 委員  それは、何か特別に単価を上げる取組をしたのですか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  単価を上げる取組としては、大手市場に集中して単価が下がるのを抑えるために、いろいろな市場に分散して単価を上げることがこの社会実験の目的です。そういったことで、全てではないですが単価上昇に寄与できたと思っています。 ◆水澤仁 委員  アキハもち麦推進事業についてお聞かせください。非常においしく、私も購入して食べています。目標店舗数、これは販売店だと思うのですが、増えているとのことです。生産者も含めて現状はどういう状況になっていますか。例えば生産者も増え、一定の収量が上がる中で販売店舗数も増えているということだと思いますが、状況を教えていただけますか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  もち麦の生産者は、現時点では1者です。ただ、次年度以降に作ってみたいという声は聞いています。 ◆水澤仁 委員  やはり秋葉区の一つの特産として掲げているので、もっと生産者を拡大し、主に農業の部分で生産も高め、かつ市内外の店舗にも流通させていくことが必要だと思います。その辺りは農林水産部とタイアップすることもある意味必要だと思いますが、今後どのような形で拡大方向に持っていきたいのか考えをお聞かせいただけますか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  まず、このもち麦の特性と申しますか、よさで消費を拡大し、生産拡大並びに新規生産者の参入を図っていきたいと考えています。農林水産部とはいろいろな補助事業メニュー、また国の交付金等も活用しながら、増やすことができるか検討していきたいと思います。 ◆水澤仁 委員  生産者が1者ということで、米と違って収量が少ないと思いますが、いろいろな形でステップアップしていくことになるのだろうと思います。できればそういう部分にもっと力を込めて取り組んだほうが秋葉区のイメージアップにもつながると思うので、もう一回意気込みをお聞かせください。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  米だけではなく、ほかの園芸作物、麦などを含めて、違う新しい作物の導入や生産振興を、今後麦がどのように需要が拡大していくのかを見極めながら進めることができればと思います。 ◆内山幸紀 委員  先ほど質疑し忘れたことがあったのですが、経費率はどうなったのでしょうか。あちこちの市場に分散させたことにより、多分遠方に行ったり、近場になったりいろいろとあったと思います。単価は上がったが、経費がべらぼうに上がったのではちょっとあれなのかなと思ったのですが、その辺りを聞かせてください。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  輸送支援のみなので、社会実験に要した経費は前年とそれほど変わらないです。 ◆土田真清 委員  秋葉区は着実に特色ある区づくりを進めていて感心しています。区政推進費の中に政策推進経費という項目がありますが、これはほかの区ではなかなか見られない経費だと思います。この事業のスキームというか、ベースを教えていただけますか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  この政策推進経費は、秋葉区に里山という魅力、地域資源があるので、そちらをキーにして独自の里山文化の創造と交流人口の拡大を図り、にぎわいあるまちづくりを進めるということで、自治会等を含めた関連団体で里山みらい会議というものをつくり、その中でいろいろな事業を年度計画し、進行管理していくものです。 ◆土田真清 委員  事業の内容は大体今の答弁で分かったのですが、区の予算の関係からいうと基本的に特色ある区づくり予算と区政振興費が2つの軸になっていると思います。この政策推進経費という項目はどのように予算取りをして事業を執行しているのかをお聞きしたかったのですが。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  休憩をお願いします。 ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前11:09)                    (休  憩) ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を再開します。(午前11:10) ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  政策推進経費になっている理由としては、秋葉区の里山は旧新津市時代から里山を活用するにいつ丘陵里山保全活用基本計画というものをつくり、合併後もいろいろな会議等を続けて同計画を引き継いで実施し、やはり里山を全面的に施策の中で打ち出していこうという中で、先ほど答弁した里山みらい会議というものを開き、区ビジョン等に示している潤いと安らぎのあるまちづくりの一つのプロジェクトとして認知されたものです。その中でこの政策推進経費というものに該当というか、そういった予算取りの中で進められることになったと思います。 ◆土田真清 委員  結局何を質疑したいのかというと、秋葉区でこういう先進的な政策を実施する独自の予算なのであれば、こういうテクニックをほかの区に転用できないのかなと思い、基になるのが区の提案予算のようなものなのかを少し教えていただきたかったのです。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  これは区で提案したものだと思っています。 ◆土田真清 委員  ということは、区で本庁に提案して独自に予算がついた事業なのですか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  休憩をお願いします。 ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を休憩します。(午前11:12)                    (休  憩) ○吉田孝志 分科会委員長  分科会を再開します。(午前11:13) ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  この事業の予算取りについては承知していません。区の重点事業ということでついているもので、本庁に提案して予算を取っているのか、そもそも区に配当されたものなのかといった詳細までは承知していません。 ◆土田真清 委員  区の頑張りによってはそういう予算もつく可能性があるということですか。 ◎小林友衛 秋葉区産業振興課長  区の頑張りによってはつくものだと思っています。 ○吉田孝志 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で秋葉区産業振興課の審査を終わります。  次に、南区産業振興課の審査を行います。  南区産業振興課長から説明をお願いします。 ◎石崎浩 南区産業振興課長  資料3ページ、歳出、支出済額合計7,777万7,917円、執行率92.5%で、不用額の主な要因は、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援として補助した白根大凧合戦について、通常5日間開催のところ3日間の短縮開催となったことから、業務委託等の経費が減少したことによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業として3つの事業を実施しました。果樹新規担い手等支援事業は、南区の樹園地や果樹農家の減少が課題となる中、新たに果樹の担い手を目指す方を支援するために令和3年度から取り組んだ事業です。貸出し可能な樹園地情報などを取り込んだGISシステムを構築したほか、果樹担い手希望者の技術指導や地域との橋渡し役を行う里親制度を創設し、区内14人の方を里親として委嘱しました。新規就農には至らなかったものの、県外在住の就農希望者1世帯の2人から里親の下での体験研修に参加していただきました。また、南区果樹PRオンラインツアーを実施し、南区の果樹をPRすることで果樹農家の魅力向上を図りました。今後は担い手募集の情報発信を行っていくとともに、就農希望者に対し迅速に農地を紹介できるよう、さらなる農地情報の収集に取り組みます。  新型コロナウイルス退散祈願!白根大凧合戦は、単年度事業として実施しました。白根大凧合戦初日に公益財団法人新潟観光コンベンション協会と連携し、ポストコロナでのインバウンドを見据え、ハワイの旅行会社向けにオンラインでPRを行いました。また、ユーチューブによるライブ配信を行い、ドローンによる上空からの映像など趣向を凝らした映像を届けました。視聴した方からは、オンライン配信を見ることでプチ帰省した気分になりましたとか、ドローンの映像はたこ目線で見ている気分で感動した、来年もぜひお願いしますなどといったメールもいただいています。  南区おもてなし力向上プロジェクトは、事業実施3年目で、区内の観光コンテンツの磨き上げと来訪客受入れ体制の強化を図りました。台湾とのオンラインイベントで白根大凧合戦やルレクチエなどの特産物をPRしたほか、白根高校の生徒がハワイの中高生とオンラインで和だこ作り体験を通じて交流し、南区の魅力を発信しました。また、まち歩きボランティアガイド体験セミナーの開催や、まち歩きをより楽しんでいただくために、スマートフォンでQRコードを読み込むことで視聴できる1分程度のまち歩きスポット紹介映像を制作するなど、まち歩きの推進に努めました。本事業にまち歩きガイド、観光協会、NPO、農業者、高校生から関わっていただいたことで南区の観光資源をそれぞれが再認識し、レベルアップが図られたと思っています。  4ページ、次の区政振興費は、緊急対応分として月潟農村環境改善センター高圧気中開閉器取替え工事など管理施設の緊急修繕などに要した経費及び地域で弁当交流応援事業に係る経費です。  次に、区役所の管理運営、公共施設修繕事業は、白根地区勤労者福祉センター講堂照明LED化工事及びミニパークのフェンス修繕工事に要した経費です。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、白根大凧合戦、月潟観光キャンペーン、風と大地のめぐみの3事業について、感染対策を施した上でイベントを開催するための経費を補助しました。  次に、第5款労働費、第1項労働諸費、第1目労働諸費、勤労者福祉の充実は、白根地区勤労者福祉センター及び味方地区千日運動施設の維持管理費です。  次に、5ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、農業経営の改善、担い手の確保、育成、環境保全型農業の推進などの事業を実施している公益社団法人新潟市南区農業振興公社への負担金です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、月潟農村環境改善センターの維持管理費です。  次に、第2目土地改良費、土地改良諸経費は、花木用水の揚水機運転負担金です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、商業振興諸経費は、商業振興に係る一般事務費です。  次に、6ページ、第4目観光費、観光の魅力発信は、フォトコンテストの実施やパンフレット作成など、観光情報の発信強化に係る経費です。  次に、各種団体への補助金は、南区観光協会への補助金です。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、各定期露店市場の管理運営に要した経費です。  次に、第2項工業費、第1目工業総務費、工業総務諸経費は、工業振興に係る一般事務費です。  続いて、歳入、7ページ、収入済額合計1,070万2,323円、予算現額に対する収入済額の割合77.7%で、収入済額の減額理由は、主に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の全市的な財源調整によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料、農地使用料は、月潟農村環境改善センターの施設使用料です。  次に、第6目商工使用料、商業使用料は、露店市場使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、月潟農村環境改善センターへの自動販売機設置及び味方地区千日運動施設に係る使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料、商業手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、8ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地域で弁当交流応援事業に充当した交付金です。  次に、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入土地貸付料は、白根、月潟両商工会等への土地貸付け、建物貸付料は、味方商工会等への建物貸付けに係る貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、総務費雑入は、情報公開請求に係るコピー代実費、農林水産業費雑入は、月潟農村環境改善センターの光熱水費実費負担分等です。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で南区産業振興課の審査を終わります。  次に、西区農政商工課の審査を行います。西区農政商工課長から説明をお願いします。 ◎石附知子 西区農政商工課長  当課所管の令和3年度決算について、資料3ページ、歳出、支出済額4,444万8,405円、執行率68.8%で、翌年度繰越額は、黒埼農村環境改善センターの下水道接続工事に係るものです。不用額の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントなどの開催数を減らしたことなどによるものです。  初めに、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業は、4つの事業を実施しました。西区特産農産物魅力発信・ブランディング事業は、国のGI登録産品のくろさき茶豆及び新潟市食と花の銘産品である新潟砂丘サツマイモのいもジェンヌを中心に、コロナ禍の影響を受けて予定していた集客イベントは実施できませんでしたが、主にSNSやマスメディアを活用して市内外へ向けたPRや販売促進活動を計34回実施しました。くろさき茶豆については、生産者、JA及び黒埼商工会と組織するくろさき茶豆農商工連携協議会において、テレビやラジオなどのマスメディアを利用したPRを行い、周知を図りました。いもジェンヌについては、JA及び地元商工会と組織するいもジェンヌ農商工連携協議会において、いもジェンヌのキャラクターをモチーフにした絵本を新たに制作し、市内小学校や保育施設、市内図書館へ寄贈し、知名度の向上を図りました。また、JA新潟みらい直売所いっぺこ〜とと協力していもジェンヌフェアを開催し、周知と消費拡大を推進しました。新たな取組としては、くろさき茶豆といもジェンヌそれぞれの専用ホームページとSNSを開設し、情報発信を行いました。ホームページアクセス数は両方合わせて4万1,822回となり、市内外へ広く周知できました。  「食×農」体験プログラム実施事業は、西区内の小学校3年生を対象とした収穫体験や料理講座、生産者講話を実施したほか、区内の全19小学校でいもジェンヌ一斉給食を実施し、子供たちへの食育と地場農産物の消費拡大に取り組みました。また、農業への理解を深めるために、親子を対象とした農業体験教室や農家が栽培した農産物を自ら収穫して購入できる親子収穫ランドを開催し、合計301人から参加していただきました。  西区「農地と保安林」機能維持・向上事業では、西区で課題となっている耕作放棄地が発生しないよう、農業関係団体で組織する西区農業振興協議会の協力の下、地元農家組合等が実施する耕作放棄地未然防止対策の取組を支援しました。令和3年度の活用実績は0.92ヘクタールでしたが、農地案内、地域の景観維持及び病害虫の発生抑制など、農業の活性化を図ることができました。また、保安林事業では、ボランティア団体や地域コミュニティ協議会が実施した保安林保全活動に作業道具を貸し出すなどの支援を行うとともに、一般の方を対象として保安林を知ってもらう保安林ウオーキングを開催しました。  次に、西区を堪能まち歩き・観光ツアーでは、赤塚、内野、黒埼の各地域で観光ボランティアガイドの協力により、コロナ禍においても感染症対策を図りながらまち歩きを実施し、地域の魅力の再発見に努めました。赤塚地域では、北国街道沿いの史跡や俳句の句碑などを巡るまち歩き、内野地域では、新川、西川立体交差を巡るまち歩き、黒埼地域では、大野町の歴史や文化を巡るまち歩きを実施しました。全体で計6回のまち歩きを開催し、参加者アンケートの満足度は88%でした。新たな取組としては、大野町のまち歩きガイドマップを地域の方と一緒に作成したほか、大野町にある小路に案内看板を2基設置し、訪れる方だけでなく、地元の方にも地域の歴史を知ってもらう取組を進めました。  次の区政振興費のうち、緊急対応分は、当課が所管する黒埼農村環境改善センターの冷暖房機器等修繕工事に係る経費です。  地域で弁当交流応援事業は、コロナ禍においても地域交流の機会を促進するため、コミュニティ協議会や自治会などの各種団体や企業が地域の飲食店から購入する弁当代の一部を補助し、経営の厳しい飲食店の支援を行いました。西区では計278件、5,584人分の補助実績となり、コロナ禍で停滞していた地域団体や企業の交流機会を感染症に配慮しつつ促進し、飲食店支援を進めることができました。  次に、4ページ、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、水と緑と人のネットワークの形成は、黒埼地区の金巻と鳥原、板井に開設している市民農園の管理に要した経費です。  次に、農業総務諸経費は、農業政策などに係る事務費です。  次に、第3目農業振興費、農業振興諸経費は、西区の農業振興のために農協など関係団体と組織する西区農業振興協議会への負担金です。
     次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、黒鳥地区の農業用排水路沿いにある遊歩道や緑地帯と黒埼農村環境改善センターの管理運営経費が主なものです。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費、商業振興諸経費は、商業振興に係る事務費や黒埼商工会駐車場補助に要した経費です。  次に、第4目観光費、魅力あふれる観光都市づくりは、青山海岸と内野浜の2か所の海水浴場の開設に要した経費です。海水浴場の入り込み客数は、青山海岸2万8,500人、内野浜4,830人でした。  次に、第5目露店市場管理費、露店市場の管理運営は、大野町露店市場の管理運営に要した経費です。  続いて、歳入、5ページ、収入済額合計1,166万5,674円、予算現額に対する収入済額の割合49.1%で、収入減の主な理由は、黒埼農村環境改善センターの下水道接続工事に係る市債減によるものです。  初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料、農業使用料は、黒埼地区にある3か所の市民農園の使用料で、農地使用料は、黒埼農村環境改善センターの有料使用に伴う使用料です。  次に、第6目商工使用料は、大野町露店市場の出店に伴う使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、黒埼農村環境改善センターのガス管埋設に係る使用料です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、大野町露店市場出店許可証交付に係る手数料です。  次に、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、地域で弁当交流応援事業に係る経費に対する国の交付金です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第6目商工費県補助金は、海水浴場の開設に伴い実施した海岸清掃業務に係る経費に対する県の補助金です。  次に、6ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、大野小学校前駐車場内の電柱等設置に係る土地貸付料と、黒埼農村環境改善センターに設置している自動販売機に係る建物貸付料です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入、総務費雑入は、行政文書のコピー代、農林水産業費雑入は、黒埼農村環境改善センターの自動販売機設置に伴う電気料実費負担分などです。  次に、第26款市債、第1項市債、第4目農林水産業債は、黒埼農村環境改善センターの下水道工事を令和4年度に繰り越したことによる減です。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆風間ルミ子 委員  3ページの耕作放棄地未然防止事業の活用について、農業委員会などでもこういうことに取り組んでおり、それとは違う事業だと思いますが、中身をもう少し詳しく聞かせてください。 ◎石附知子 西区農政商工課長  農業委員会の補助金で、耕作放棄地解消推進事業助成金というものがあります。これは、本当に再生が簡単ではない荒廃農地で農業委員会が認めたものが対象になりますが、西区で実施している耕作放棄地未然防止補助金は、1年以上耕作されていないが、草刈りなどをすれば優良な農地になるような、農業委員会の補助金が対象となる以前の農地を対象としているので、そこはきっちりとすみ分けをしています。 ◆風間ルミ子 委員  目標には至らなかったようですが、結局何件くらいの農家が対象になったのでしょうか。 ◎石附知子 西区農政商工課長  令和3年度の実績は4件で、0.92ヘクタールです。 ◆風間ルミ子 委員  この事業は大変よい事業だと思うのですが、今後も引き続き取り組みたいとの考えでしょうか。 ◎石附知子 西区農政商工課長  この事業は令和3年度から取り組んだ特色ある区づくり事業で、令和4年度も実施しています。来年度も同じように予算要求している途中なので、末永く続けていくことができればと考えています。 ◆東村里恵子 委員  西区特産農産物魅力発信・ブランディング事業について、公式ホームページを制作し、市内外への発信に効果があったとの説明でしたが、例えばアクセスポイントを検証しているようであれば、どういったところが興味、関心を持ってホームページを見ていたのか、分かる範囲で教えていただけますか。 ◎石附知子 西区農政商工課長  特に県外にPRして、くろさき茶豆について分析しています。期間中のページビューとしては、当然トップページが一番多く、ユニークユーザー数の半数くらいがまずはトップページを見ています。私たちはもともとこの魅力発信については、知ってもらい、食べてもらい、最終的には買ってもらうところを目標にしていますが、そういう意味ではこの専用ホームページにはくろさき茶豆を買うページもあります。ここにはユニークユーザー数6,300人のうち1,466人、つまり23.6%が買うページまで到達しています。残念ですが、その後実際に買ったのかという分析まではできない現状です。そこに登録している農家に聞き取りをしたりするのですが、ここから流入して購入してもらったかは分からないとの回答でした。専用ホームページを使ってツイッター、インスタグラムといったSNSを開設しましたが、そういうものを入り口にして、買うページまで到達している割合が多いのは成果だと考えています。 ◆東村里恵子 委員  すばらしい成果が出ていると思っていますが、ターゲットとしては関東でしたか、どの辺りを一番のターゲットにしているのですか。確認させてください。 ◎石附知子 西区農政商工課長  説明したとおり、西区の主なブランド作物というとくろさき茶豆といもジェンヌで、私たちはそれを重点的にPRしていますが、くろさき茶豆に関しては県内では十分周知されているので、ターゲットは県外、特に首都圏です。いもジェンヌに関しては実はまだ県外に出すほどの生産量がないので、市内では大分周知されているとは思いますが、そこから広げて、まずは県内をターゲットにPRしている最中です。 ◆東村里恵子 委員  アクセス数の目標が3,000回だったところ、4万1,000回を超えたとのことでした。多くなった要因や理由、頑張ったところを教えてください。 ◎石附知子 西区農政商工課長  まず3,000回の目標について、初めて目標を設定するに当たり、何を指標にしたらよいかというところで、本市のホームページにいもジェンヌのページがあり、そのアクセスが大体月500回くらいでした。枝豆の旬が3か月、サツマイモの旬が3か月ということで、500回掛ける6か月で3,000回を目標にしたところ、ページビュー数で4万回を超えました。先ほど東村委員から質疑があったように、この効果となぜここにつながったのかを分析した結果、メールなどで配信したURLなどからホームページに流入したのが一番多くなっています。要因としては、アルビレックス新潟の試合のときにくろさき茶豆をプレゼントするので事前に申込みをしてくださいという仕掛けをしたところ、400名にプレゼントしたのですが、1,000名以上から応募があり、そこからホームページに到達しています。アルビレックス新潟のアプリからSNSに入り、ホームページに到達するような仕掛けをしました。あとは首都圏でラジオ放送などをしたのですが、その期間にグーグルでくろさき茶豆と検索したときに一番トップに来るように、広告費を支払ってPRしました。これについては約1か月、40日間くらい広告を出したのですが、表示回数1万回のうちクリック数1,350回、買うページに到達した数571回で、これもやはりラジオなどを聞いて、くろさき茶豆と検索したときにトップに出てきて、そこからホームページに流入し、買うページに誘導したところが功を奏しました。このようにほかのPRを絡めながらアクセス数を増やしました。 ◆内山航 委員  関連で、本当にすごいということと、予想の10倍以上の効果が上がったわけで、当初の見込みよりもかなり強かったということだと西区で実施している意味を少し考えなければならないのかなと。少し決算審査から外れるかもしれませんが、にしかんなないろ野菜や北区のトマトなどいろいろとありますが、あまりにも強くなってくると今後西区で実施し続けてよいのかという議論が出てくると思います。その辺りはいかがでしょうか。 ◎石附知子 西区農政商工課長  褒めていただき、ありがとうございます。確かに内山航委員がおっしゃるように全市で広がっていくのがとてもよいと思います。くろさき茶豆でいうと南区で機械化された共同の選果場ができました。市外では弥彦村でも選果場ができました。そして、阿賀野市もそうですし、上越市、長岡市辺りも枝豆には力を入れています。あと生産量で言えば、一番は県外では多分群馬、埼玉など首都圏だと思うのですが、秋田、山形なども、枝豆に力を入れている他産地は多いです。GI登録されているのは全国で唯一くろさき茶豆だけですが、枝豆がどんどん増えてきて、みんながブランド化に力を入れているという意味で、くろさき茶豆の生産者は農協も含めて危機感を持っている現状です。確かに全市でいろいろな品目のPRが広がっていくのも望むところですが、一方で西区の職員としては、やはりこれまでどおり西区の産品に十分力を入れて、特色ある区づくり事業の予算を使うことができればと考えています。 ◆内山航 委員  本市全体でいろいろな野菜をという意味で質疑した部分もあるのですが、どこかがずどんと行くのは大事なことだと思うので、本当にすばらしい効果が上がっているという感想です。 ○吉田孝志 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で西区農政商工課の審査を終わります。  次に、西蒲区産業観光課の審査を行います。西蒲区産業観光課長から説明をお願いします。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  説明に入る前に、事前配付資料に誤りがあったので訂正をお願いします。資料7ページ、歳入、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金のうち第52目災害復旧費国庫補助金とありますが、正しくは第11目災害復旧費国庫補助金です。おわびして訂正します。  資料1ページ、令和3年度決算所属別内訳表は、西蒲区全体の決算状況を示したものです。歳入、産業観光課の収入済額6,728万6,036円、予算現額に対する割合121.2%で、収入増の主な理由は、漆山企業団地内の市所有地の売却によるものです。歳出、産業観光課の支出済額2億5,020万8,171円、執行率94%で、不用額の主な理由は、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援事業で、予定していたイベントが新型コロナウイルス感染症拡大により規模縮小あるいは中止となったこと、同じく新型コロナウイルス感染症の影響により岩室温泉・田ノ浦温泉・角田山温泉宿泊おかわりキャンペーンでキャンセルが発生したこと、また、じょんのび館の工事に伴う休館により管理運営費が減少したことなどによるものです。  3ページ、歳出、第2款総務費、第1項総務管理費、第9目区政推進費、地域の自立性の向上のうち、特色ある区づくり事業は、7つの事業に取り組みました。1つ目の「にしかん なないろ野菜」ブランド強化・販路拡大事業は、新たな農産物として色や形の珍しい野菜をブランド化し、にしかんなないろ野菜として産地化を目指してきました。7月16日をなないろ野菜の日とした販売フェアの開催やわらアートまつりへの出店などにより、認知度の向上、販路の拡大に努めました。  2つ目のにしかん未来につながる持続可能な農業推進事業は、地域の農業生産工程管理、いわゆるGAPと呼ばれる農業活動を改善する取組の普及啓発をするために、認証取得圃場の視察研修や指導員の基礎研修を開催し、持続可能な農業の生産体制づくりの強化に取り組みました。  産地を守る農業生産被害防止対策事業は、近年発生しているイノシシによる農産物被害の防止、農業従事者の安全確保のため、専門家による集落環境診断や勉強会を行いました。また、出没箇所が増えているため、箱わななど捕獲資材を整備しました。  「矢垂の郷」賑わいづくりプロジェクト事業は、ほたるの里公園周辺を新たな観光誘客スポットとして定着させるため、角田山麓観光まちづくり研究会と協働で公園の環境整備やにぎわい創出イベントなどを実施しました。また、運営ボランティア組織の育成に向けた取組として、ワークショップも実施しました。  にしかん観光誘客促進事業は、新型コロナウイルス感染症の影響から、ウェブによる商談会などを通じて2次交通を組み込んだ旅行商品の造成につなげました。また、大阪の商業施設で航空会社や佐渡市と連携してプロモーションイベントを実施しました。  西蒲映画活用事業は、西蒲区の観光資源や農業、食文化、人情など、地域の魅力を映像化した西蒲映画3部作をインターネットで配信したほか、県内外のイベントで上映しました。  マイクロツーリズム誘客キャンペーンは、新型コロナウイルス感染症の影響により、遠距離からの誘客が困難な状況下において、新たな取組として隣県からの誘客促進に取り組み、日帰り商品などを造成し、多数の参加がありました。  次の区政振興費は、全区で実施した地域で弁当交流応援事業や緊急対応分の施設等の修繕工事や宿泊施設の割引キャンペーンに要した経費です。  次に、区役所の管理運営は、農道漆山線の陥没復旧修繕工事に要した費用です。  次に、新しい生活様式に対応したイベント再開への支援は、わらアートまつりに要した経費や地域の祭りへの補助金です。これらのイベントは、コロナ禍の影響により規模縮小あるいは中止となったものもありますが、安全面に配慮しつつ、できる範囲でのにぎわい創出に努めました。  次に、4ページ、第4款衛生費、第2項清掃費、第4目清掃施設費は、巻の商店街にある公衆トイレ2か所の維持管理費です。  次に、第6款農林水産業費、第1項農業費、第2目農業総務費、水と緑と人のネットワークの形成は、越前浜にある市民農園の維持管理や、柿やイチジクの収穫体験を通して都市住民の方の農業に対する理解を深めることを図った経費です。  次に、農業施設の管理運営は、中之口農業体験公園の指定管理料です。  次に、第3目農業振興費、売れるおいしいお米の生産は、河川におけるカメムシ防除の経費です。  次に、農業振興諸経費は、西蒲区農業振興協議会への負担金です。  次に、第5目林業振興費、林業の振興は、主に林道の維持管理経費及びほたるの里交流館の指定管理料です。  次に、林業振興諸経費は、新潟地域林業改良協会の年会費です。  次に、第2項農地費、第1目農地総務費、農地施設の維持管理は、区内の管理農道の維持管理に係る経費及び区内2か所の農村環境改善センターの維持管理費です。  次に、5ページ、第3項水産業費、第3目漁港費、漁港施設の管理運営は、間瀬漁港環境施設、通称こめぐりの郷公園とこめぐりシーサイドパークの公園施設の維持管理経費です。  次に、第7款商工費、第1項商業費、第2目商業振興費は事務諸経費です。  次に、第4目観光費、観光の魅力発信は、パンフレットや新聞広告などの観光PR経費のほか、9月定例会で補正予算を計上した岩室温泉・田ノ浦温泉・角田山温泉宿泊おかわりキャンペーン事業に係る経費です。忘新年会等の宴会が行われない中、1,771名から利用していただきましたが、新型コロナウイルス感染症の急拡大があり、キャンセルも発生しました。  次に、魅力あふれる観光都市づくりは、区内4か所の海水浴場の管理費及び新潟空港からの2次交通整備事業と西蒲観光周遊バス試験運行事業などに係る経費です。  次に、観光施設の管理運営は、岩室健康増進センターよりなれ、じょんのび館、岩室観光施設いわむろやの指定管理料と、角田山や海水浴場などの公衆トイレや駐車場の維持管理費などです。  次に、各種団体への補助金は、岩室温泉観光協会と巻観光協会への補助金です。  次に、観光振興諸経費は、国民保養温泉地協議会への負担金です。  次に、第5目露店市場管理費は、巻地区に開設されている露店市場の運営費です。  続いて、歳入、6ページ、初めに、第18款使用料及び手数料、第1項使用料、第5目農林水産業使用料、農業使用料は、ほたるの里交流館や越前浜市民農園及び中之口農業体験公園における使用料収入です。  次に、農地使用料は、巻と岩室の2つの農村環境改善センターの使用料収入です。  次に、第6目商工使用料は、岩室観光施設いわむろや及び新潟市岩室健康増進センターよりなれの使用料や、露店市場の使用料です。  次に、第9目行政財産使用料は、農道の電柱使用料や岩室観光施設いわむろやの指定管理者の自主事業の実施に伴う使用料等です。  次に、第2項手数料、第4目商工手数料は、露店市場の出店許可証交付手数料です。  次に、7ページ、第19款国庫支出金、第2項国庫補助金、第8目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、歳出で説明した地域で弁当交流応援事業及び岩室温泉・田ノ浦温泉・角田山温泉宿泊おかわりキャンペーン事業に係る国からの交付金です。  次に、第11目災害復旧費国庫補助金は、令和2年7月の豪雨により発生した林道大沢線災害復旧工事に係る国の補助金で、令和2年度からの繰越分です。  次に、第20款県支出金、第2項県補助金、第5目農林水産業費県補助金は、森林整備地域活動に支援される県の補助金です。  次に、第6目商工費県補助金は、海岸の漂着物等を処理するための県の補助金です。  次に、第3項県委託金、第4目農林水産業費委託金は、河川のカメムシ類防除対策事業委託金です。  次に、8ページ、第21款財産収入、第1項財産運用収入、第1目財産貸付収入は、商工会の敷地における土地貸付料などです。  次に、第2項財産売払収入、第1目不動産売払収入は、漆山企業団地内の市有地を売却した収入です。  次に、第25款諸収入、第5項雑入、第3目雑入は、各施設における自動販売機の電気料などのほか、新潟かがやき農業協同組合の誕生に伴い、これまで越後中央農業協同組合や西蒲原土地改良区、本市などが構成団体となって活動してきた越のかがやき米改良協会を解散したため、その残余財産のうち本市への還付分などです。 ○吉田孝志 分科会委員長  ただいまの説明に質疑はありませんか。 ◆小柳聡 委員  ほたるの里交流館について、維持費257万円、使用料5万4,600円という理解でよいですか。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  おっしゃるとおりです。 ◆小柳聡 委員  これは過去の決算特別委員会でも質疑していると思いますが、公共施設としてのこの施設の利用実態を決算の中でどのように考えていますか。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  昨年度の決算特別委員会でも指摘があり、よい状況だとは思っていません。今財産活用課を中心として、本市の施設について統合や料金の面も含めて、どういう形がよいのかを総合的に検討しています。この施設もその施設の一つとして挙がっているので、これから研究し、議会とも十分にディスカッションをしながら、よりよい方向に持っていくことができればと考えています。 ◆風間ルミ子 委員  歳出の農業振興費に病害虫対策費があり、歳入に河川カメムシ類防除対策事業委託金がありますが、これはリンクしているのですか。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  その委託金で実施していますし、それ以外で実施しているものもあります。 ◆風間ルミ子 委員  ほかの区では使われていない事業のようですが、カメムシが非常に発生している川というか、土手があるのですか。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  西蒲区はとてもカメムシが多く、至るところにいる状態で、住民も非常に困っており、何とかしなければならないというところです。 ◆風間ルミ子 委員  カメムシに食べられると米に斑点ができたりして等級にも大変影響するので、37万円程度では金額が少ないのではないかと思いました。いかがでしょうか。 ◎高野和久 西蒲区産業観光課長  確かに以前に比べて県の委託金なども減額していますが、地元の方と相談し、毎年エリアを選択しながら何とか駆除している状況です。 ○吉田孝志 分科会委員長  ほかにありませんか。                    (な  し) ○吉田孝志 分科会委員長  以上で西蒲区産業観光課の審査を終わり、区役所の審査を終わります。  以上で本日の日程を終了し、決算特別委員会第2分科会を閉会します。(午後0:03)...